• 県有林「小金沢シオジの森」及び周辺の森林をフィールドに、様々な森林体験プログラムを用意しています。

シオジの森を楽しむ秘訣

この7月13日は、山梨県森林総合研究所から、長池卓男氏をお招きし、市民の皆さんに、小金沢シオジの森に楽しんでもらう計画をたてていた。講師の長池さんには、昨年のうちに予定に入れていただいてもあった。 ところが、今年の梅雨は …

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長沢群生地の観察路を歩くと

大峠から長沢群生地に向かうには、石小屋沢にそって雁ヶ腹摺山の山腹を歩く。曲がりくねってはいるが起伏は少ない小道を1時間半ほど行くと、長沢出合いに至る。ここが長沢群生地にある観察路の起点となる。 長沢出合いまでの道は、途中 …

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シオジの森へ行くには

「小金沢シオジの森へ行ってみたいのだが」 と、尋ねられることがある。  現地までの行程と交通手段を知りたいとのことだ。  説明を聞き、勇んで出かけられるのかと思いきや、なかには躊躇される方もある。 理由は、単純。眺望を期 …

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ツキノワグマは、いるのか?

「小金沢シオジの森には、クマがいますか」と聞かれることがある。 聞かれると「います」と答えるが、小金沢シオジの森で、私は、一度もクマの姿を見ていない。  それでも、「いる」と判断するのは、ツキノワグマが残した痕跡が見つか …

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「長沢シオジの森」のカラマツ林

「小金沢シオジの森」とは別に、もうひとつ「荒出し沢」周辺にシオジの群生地があることは、「小金沢シオジの森四方山話」の初回で取り上げた。 見つけた当座、長沢と区別するため「もうひとつのシオジの森」とよんでいた。これからは、 …

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ニホンカモシカ あらわる

小金沢シオジの森で、初めてニホンカモシカを見かけたのは、2016年のことであった。 見つけたというより、出会ったという感じだ。 ニホンカモシカは、私たち人間が近づいても、ニホンシカのように逃げ出すことはない。そのうえ襲う …

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「ミツバツツジ」

小金沢シオジの森で、ミツバツツジが咲き誇るのは、早ければ3月下旬、遅くとも4月中旬だ。多くの樹木がようやく芽吹くころ、馬酔木を追うがごとくに、紅紫色の花をつける。ほかには目立つ花など見られない山地だけに、たいそう華やいで …

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「シオジの実生とニホンシカ」

シオジは、毎年秋になるとたくさんの実を落とす。  形は、実が一つしかない小ぶりのサヤエンドウといったふうである。しかし、さやの中に収められた実がしっかりさえしていれば、シオジの実としては立派なものだ。これらが、翌年の梅雨 …

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「オコジョ 発見」

小金沢シオジの森には、様々な生き物が棲んでいる。 近頃は、春先の林道付近に限るが、カモシカと出会うこともある。カモシカは、いつも悠々としていて、ちっとも我々人間を怖がらない。捕獲され食われる心配などしていないようで、シオ …

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