シオジ森の学校の目標である「森で遊び 森に学び 森を育てよう」を具現化した講座「森で楽しもう」が、①5月27日(土)、②7月2日(土)、③11月4日(土)の3回開催されました。
第１回目は植物の観察会で、トウゴクミツバツツジの開花時期に合わせ今年度はゲーム形式での観察会を実施しました。2回目は、昨年から始めたハコネサンショウウオの観察会を実施しました。講師の阿部氏によると、天然林の森の指標の一つとしてもこのように多量に群ている地域は少ないとのことでした。三回目は、土壌動物の観察会。こちらは、カニの姿に似たカニムシが参加者に大人気で、今年度は5匹も発見しました。ちなみにサンショウウオは、11匹を確保しましたが観察後放流しました。
いずれの観察会も、7グループ30人を限度として受け入れてますが、いずれも人気があり、参加お断りの回も出始めています。これらの観察会を通して、天然林の森の効用への理解が深まれば、これに選るものはありません。
