• 県有林「小金沢シオジの森」及び周辺の森林をフィールドに、様々な森林体験プログラムを用意しています。

10月25日(土) 秋のトレッキングが開催されました。天気予報は曇りだったため予定どおり実施しましたが、大峠に到着すると霧雨が降っており、雨具を着用しての登山となりました。紅葉は始まったばかり。今回は「紅葉を楽しむ」がテーマだったので、出発前に紅葉のしくみやカエデの種類・見分け方などについて説明を行ってから出発しました。

登山道のあちこちには色づき始めたカエデが見られ、足元にもさまざまなカエデの葉が落ちていました。歩きながらそれらを観察し、種類の説明を交えつつゆっくりと登っていきました。途中、登山道沿いのミズナラの大木の中にナラ枯れが見られるものがあり、その様子も参加者に見てもらいました。

雁ヶ腹摺山に到着したころも霧雨はやまず、空が時おり明るくなるものの展望は得られませんでした。そのため、計画していた大樺ノ頭からシオジの森へのルートはここで断念。山頂でしばらく休憩したのち、雨で滑りやすい道に気をつけながら下山しました。

昼近くに大峠へ戻り、峠の四阿で昼食をとったあと、終わりの会を行いました。参加者からは「シオジの森まで行けず残念だったが、カエデのことをいろいろ知ることができて楽しかった」という感想が多く聞かれました。最後に森の学校の今後の予定などをお知らせし、解散となりました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA