秋のトレッキングは、「紅葉を楽しむ」をテーマに開催しました。
集合時は曇り空。景色は望めないものと思っていましたが、大峠に着くと、曇り空ながら、雲海の上に富士山がくっきり浮かび、その手前に三つ峠や鶴ケ鳥屋山が雲海から頭をのぞかせている絶景が広がっていて、皆、歓声をあげていました。
大峠で、始めの会を行い、コースの概略、紅葉の仕組みやカエデ類の説明をしてから出発。紅葉は例年より遅れているようですが、所々で赤や黄色に色づいた木々もあり、それらを楽しみながら歩くことができました。雁ケ腹摺山山頂でも雲海と富士山がよく見えていてすばらしかったです。
大樺の頭までは薄日もさしていましたが、大樺の頭から下っていくと、ガスの中に入ってしまい、景色は全く見えなくなってしまいました。そして後半はガスの中をひたすら歩きました。
大樺の頭からの下り、シオジの森から大峠への道には倒木が数か所あり、また、濡れた登山道で滑りやすく、気を使いながらの歩行になりました。参加者はスタッフに含め、18名で、その中に中学生2名、小学生2名がいて、元気よく歩いていました。また高齢者もいましたが、けがや事故なく、長い道のりを予定通りに歩ききることができました。
大峠での終わりの会では、子どもたちに感想を言ってもらい、道々拾ってきたカエデ類の葉を見て、9種類のカエデを確認しました。おつかれさまでした。