• 県有林「小金沢シオジの森」及び周辺の森林をフィールドに、様々な森林体験プログラムを用意しています。

 令和6年9月7日(土)「木こりになろう」が開催されました。平成11年に山梨県が植栽したシオジ林において間伐体験を行いました。26年生となったシオジは直径が15センチほどに成長していました。富士東部林務環境部県有林課の方を講師に迎え間伐の意義と方法について指導をを受けた後作業に入りました。ここ数年、ここ数年シオジが鹿の食害にあっていたが今回はそういった被害はあまり見られませんでした。シオジの木が成長し鹿の食物としては不向きになっているのかもしれません。間伐は樹皮が幹一周丸ごと食べられているもの、また、周囲のシオジに比べ極端に細いものを間伐しました。参加した5家族と学生2名の皆さんは県有林課が用意したヘルメット、ノコギリを使用し家族ごとに作業を行いました。普段ノコギリで木を切る経験などほとんどない子ども達でしたが、1時間の中で少しずつ作業に慣れていきました。
 午前中で間伐作業を終え、午後はシオジの森遊歩道を歩いて森の観察を行いました。午後は夕立の心配があり実際に雷の音が遠くに聞えてきたのでお弁当を食べた後、帰路につきました。遊歩道は荒れが目立ちました。とりわけ長沢沿いの道は枯葉で覆われ、また土砂の流出により道が消えてしまっている箇所もありました。


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