令和6年5月18日(土)「鳥のさえずりを聞こう」が開催されました。参加家族3世帯児童生徒5名、保護者5名に加え、都留文科大学実習生3名、都立大院生1名、教育事務所職員3名、加えて帝京科学大学より教授ほか学生2名が参加しました。天候に恵まれ大峠からの富士山がくっきりと見えました。野鳥のさえずりを聴いたり姿を見たりしたらビンゴゲーム方式で記録していく方法で観察を行いました。
大峠の御硯水付近ではキビタキの鳴き声と姿を観察することが出来ました。また大峠のゲート裏側の尾根道ではヒガラの縄張り争いを数分にわたって観察しました。帝京科学大より借用した双眼鏡のおかげで野鳥の姿をしっかり観察できたことは大きな収穫でした。しかし、昨年まではよく見られたオオルリ、コマドリ、ウグイス、ツツドリ、カケスなどを数多く観察することは出来ませんでした。とりわけコマドリの個体数が極端に少なくなっているように感じました。樹林帯の下草がなくなり夏鳥の巣作りが出来なくなっていることが原因と思われます。