10月24日(土)「秋のトレッキング」を開催した。コロナ禍での実施となり、参加にはできる限り大峠までは自車で行ってもらうよう依頼した。そのため一般参加者は6名と少なかった。紅葉を楽しみながら、とりわけ楓を中心にスタッフの井上が解説をした。コミネカエデ、イタヤカエデ、オオイタヤメイゲツ、ウリハダカエデ、オオモミジなど7~8種類の楓を確認した。シオジの森では、ここ数年の鹿の食害の話、スズタケの枯渇による土壌流失により根がむき出しになったことなど、近年の奥山の惨状について天野が解説をした。また、サワグルミとシオジの違い、シオジの種からの実生などを観察した。全コース6時間の健脚向きのトレッキングであったが6名全員が秋のシオジの森を楽しむことが出来た。